前回のお話はこちら。
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韓国から帰ってきて、彼との連絡頻度は少ないままでした。ただ、絆が深まった気がして不安ではありませんでした。とはいえ寂しいのは確かなんです。
カカオトークの返事は来るけど頻度はガクッと落ちて、私が送っても数時間は返事がありませんでした。
二週間ほど私たちは、文字だけやり取りをしました。
ソルリちゃんとハラちゃんの自殺。
2019年10月14日、大好きなソルリちゃんが自ら死を選んでこの世とのお別れを決断しました。
髪型もソルリちゃんの真似をするために、次韓国に行ったらエクステをつけてソルリちゃんみたいな髪型にするんだ!と意気込んで、彼に頼んでソルリちゃんの髪を担当する美容室の予約を取ってもらうなど、そのくらい好きでした。
あの白い肌も、長い脚も、透明感のあるソルリちゃんすべてが好きでした。
ソルリちゃんの死を知ったのは、語学学習アプリのハロートークでした。
タイムラインに、ソルリちゃんの名前がたくさん挙がっていて、何事かと思いNAVERで検索しました。
そこで知りました。
一か月後、11月24日。ソルリちゃんの親友で元KARAのハラちゃんも自ら命を絶ち、この世を去りました。私自身もパニックになってしまい、彼にカカオトークを送りました。
日本で再デビューしたハラちゃん。ソルリちゃんがこの世を去った時のハラちゃんのインスタライブも観て、日本のテレビで活躍しているのを見てかっこいいきれいな女の子だと憧れていたのに…
二人ともいなくなっちゃった。
しばらくして、彼から電話がありました。
奇しくも電話のきっかけはソルリちゃんとハラちゃんの自殺でした。
彼は精神科医なので私にしっかりしなさいと言いながらこんな言葉をかけてくれました。
久しぶりにお互いの声を聞いて、私は彼に支えられて彼は私に必要とされている状況になりました。ときめくような恋愛をしているかといわれたら難しいけれど、支えられてる・支えている、そんな関係が成立したような気がしました。
約2週間電話できなかった理由
ハラちゃんとお別れしたその時から、彼は私に頻繁に電話をくれるようになりました。
短くても少しだけでも話せるようにしてくれました。
そして、私を笑わせようと一生懸命してくれました。
私が笑って生きないとソルリちゃんもハラちゃんも悲しむから、泣かないでと何回も言われました。
その日の夜遅くです。
彼が電話を切る前にぼそっと言いました。
私たちのように、彼の仕事環境が変わったからかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=wSQdIgRLYng&t=213s